血行不良や心のバランスの乱れに要注意〜立冬からの体調予報〜

立冬の命式からみた体調予報

本日11月7日は立冬。

朝晩が少しずつ冷えるようになってきましたが、今日から本格的に冬に入ります。

12月6日までは今日の命式が持つ構造の影響を受けるわけですが
この期間は「火と土がない」という特徴があります。
五行で火は「心・小腸」で土は「脾・胃」。
個々人が持つ命式によって影響力は異なりますが、
心と脾の機能が弱くなる可能性があります。

血行不良や心のバランスの乱れに要注意

心は生体の司令塔であり、陽の勢いが強い臓。
血液を全身に巡らせるポンプ機能の役割のみならず、精神活動や思考活動など大脳機能や中枢神経系の機能も含まれます。

そして脾の役割は「取り入れた食べ物のエネルギーを全身で使える状態に変化させる」こと。
また、血が正しく流れるよう方向づけてくれる働きもあります。

健康を維持するのには
●自律神経系の働きに関わる「氣」
●栄養や潤い、熱を運ぶ「血」
●水分を媒介することで氣や血の昨日を支える「津液」
この3つが関連しながら全身を巡っている状態が欠かせないのですが
心や脾が弱まるとこの氣・血・津液が不足したりバランスを崩しやすくなります。

四肢の冷えや血管の詰まり、血圧のトラブルなどを引き起こしたり
思考が後ろ向きになりイライラや否定的な思考に陥りやすくなるかもしれません。

前向きな言葉を選び十分な休息を心がける

まずは五臓を支える脾を養うために
●身体を冷やす食べ物は避ける
●活動量を増やし筋肉をよく動かす
●よく噛んで食べる
●十分に睡眠を摂る
といったことが大切です。

その上で普段から使う言葉をポジティブなものにして笑顔でいるよう意識したり
瞑想やヨガなどを取り入れて深い呼吸を心がけ、
健全な思考や感情であり続けるよう整えていきましょう。

ちなみに「身体を温める」とよく言われる根菜類ですが
大根は涼性、牛蒡は寒性のためサラダなど生の状態で食べると身体を冷やすので
鍋物や汁物に入れたりニラや長ネギ、玉ねぎ、みょうがなどと一緒に摂るようにしましょう。

身体からのサインを意識しつつ
冬を楽しみながら健やかに過ごしましょう!

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